【最短6カ月】初心者が英会話を独学で習得する具体的な勉強法を紹介！

ユーザー

初心者が英会話を独学で習得するのは難しい？
社会人で時間がないけど英会話の勉強はできる？
英会話ができるようになるにはどのくらいの期間が必要？

英語の勉強を始めたいけど一歩が踏み出せず、このようなお悩みをお持ちの方が多いようです。

しかし英語初心者でも、何歳からでも独学で英会話を習得することはできます。

学生時代の成績が良くなかったり英語に対してコンプレックスがあったりする方でも、正しいステップで勉強すれば海外旅行で困らないくらいの英語力を身につけることは可能です。

せっかく勉強をするなら効率良く最短ルートで、英会話力を向上させたいですよね。

編集部

そこで当記事では、英語初心者の方に向けて以下のことを解説します。

独学で英会話の習得は可能！でも継続することが大切。

先述した通り、独学でも英会話を習得することは可能です。

しかし正しい方法で勉強をしないと、習得までに時間がかかったりモチベーションを保てず挫折してしまったりすることがあります。

英会話力を身につけることで英語力全体を底上げできますが、下記のような複数のスキルを同時に養わなければなりません。

• 単語の意味を理解できる
• 文章の構成を理解できる
• 相手の話していることがわかる

同時に複数のスキルを養わなければならないからこそ、正しいステップで効率良く勉強することが大切です。

そしてなにより独学の最大の難関は、継続することです。

仕事が忙しい社会人・家事育児が忙しい主婦の方など、時間の確保が難しく途中で諦めてしまう方も多くいらっしゃいます。

せっかく勉強をしていても途中で諦めてしまうと今まで勉強してきたことの大部分を忘れてしまい、また再開するのも難しくなってしまいます。

そのため、1日に数十分でも英語に触れる時間を作ることが大切です。

編集部

時間がない方は、通勤時間や就寝前のちょっとした時間に英語学習を行いましょう！

独学で英語を話せるようになるまでの期間

独自のアンケート調査を行い、どのくらいの期間で英語を話せるようになったのか・毎日の勉強時間はどのくらいかなどを100名にお伺いしました！

英語学習を始めた年齢

まずは、英語学習を始めた年齢についてみていきましょう。

20代から英語学習を始めている方が半分近くを占めていますが、約3人に1人は30代から始めています。

また22％は40代以降から英語学習を始めており「始めるのに遅すぎる」ということはありません。

編集部

いつでもご自身が思い立った時に始められるのが、独学の良いところと言えますね♪

独学で英会話習得までにかかった期間

独学で簡単な英会話（海外旅行で困らないくらい）を習得するには、どのくらいの期間がかかるのでしょうか？

3人に1人以上の方が、6カ月〜1年の間に英会話力を身につけたと回答しました。

毎日の勉強時間によって習得までにかかる期間は大きく左右されますが、6カ月で習得した方の多くは30分〜1時間程度の勉強時間を確保していたようです。

毎日の勉強時間はどのくらい？

仕事や家事育児をしている方は、勉強時間の確保が難しいですよね。

英会話を習得した方は、どのくらいの時間勉強しているのでしょうか？

1番多かったのは30分〜1時間で、約4割の方がこのくらいの時間勉強していたと回答しました。

まとめて1時間の勉強時間を確保するのが難しい場合は、朝起きて15分・通勤時間に15分・寝る前に30分のように小分けにして勉強するのがおすすめです！

編集部

無理なく続けられる範囲の時間設定を心がけましょう。

独学で英語を話せるようになるための4ステップ

独学で英語を話せるようになるには、どのような方法で勉強を進めていけば良いのでしょうか？

ここからは、英語を話せるようになるための勉強法4ステップを紹介します。

ステップ①日常の中にある英語に目を向ける

まずはいきなり机に向き合って勉強する前に、日常の中にある英語に目を向けてみましょう。

このように私たちの日常には、意外と多くの英語が溢れています。

最初は英語学習へのハードルを下げて、楽しみながら英語に慣れていくことが大切です。

ステップ②基本的な英単語・文法を学ぶ

徐々に英語に慣れてきたところで、テキストや参考書を使って基本的な英単語・文法を学びましょう。

ユーザー

「基本的な」って、具体的にはどのレベル？

英語を話すためには、中学英語レベルの知識が必要だと言われています。

最初から難しいテキストや参考書を購入するのではなく、中学レベルのものを選ぶようにしましょう。

テキストや参考書を選ぶ際は、内容をしっかり確認し自分に合ったものを1冊のみ購入しましょう！

リスニング力を伸ばすには、多くの英単語をインプットする必要があります。

その理由は、知らない単語を聞き取ることはできないからです。

英単語や文法を学ぶことでこれまで聞き取れなかった英文が、驚くほど聞き取れるようになるはずです。

リスニング力を上げるには、単語のインプットが大切！

ステップ③独り言・シャドーイングでアウトプット

英単語・文法をインプットしたら、次はアウトプットを行い英語脳を養います。

独り言英会話

誰かに英語を聞かれるのは恥ずかしいという方でも、独り言ならハードルが下がり練習しやすいのではないでしょうか。

独り言英会話は何か他のことをしながらでも英語を考え話すことができるので、効率の良い勉強方法です。

このように思いついたことや見たことを何でも英語にして、独り言のようにぶつぶつ呟くのが独り言英会話です。

この練習を実践することで即座に英文を頭の中で構成できるようになるため、英会話力の向上に大きくつながります。

シャドーイング

シャドーイングとは英語の音源を聞き、それを真似して発音するスピーキング練習方法です。

具体的なシャドーイングの方法は、以下の通りです。

1. STEP

   音源・スクリプトを用意する

   初心者の方は1分以内の音源で、自分の興味のある分野のものを選びましょう。

2. STEP

   まずは音声だけを聞く

   音源を聞いてわからない単語は調べて、内容を理解します。

3. STEP

   音声を聞きながら復唱する

   スクリプトを見ながら、音声を復唱します。
   この時に、自分の音声を録音しておくのがおすすめです。

4. STEP

   スクリプトなしで読む

   慣れてきたら何も見ずに、音声に少し遅れて読み上げます。
   録音した音声を聞き、音源と違うところを繰り返し練習しましょう。

ステップ④英会話を実践する機会を作る

「英会話を実践する」というと、自分にはまだハードルが高いと感じる方も多くいらっしゃいます。

しかし英会話を習得するためには、実践を積むことが大切なポイントです。

ユーザー

実践の場って言っても、どこで英語を話せばいの？
いきなり外国人と話すのはハードルが高い。
すぐに海外に行けるほど、時間も余裕もない。

日本にいながらでも、英会話を実践できる場に参加することは可能です。

英会話カフェに行く

英会話カフェではドリンクを飲みながら、気軽に英会話を実践できます。

スクールのように授業形式で進めていくのではなく、フリートークを楽しむイメージです。

料金は店舗によって異なりますが、1時間1,000円ほどの手頃な価格で利用できるところも多くあります。

また講師の質も店舗によって差がありますが、英会話スクールに併設されているところは講師の質が高い傾向にあります。

編集部

多くの日本人が来店しているので、英語に自信がない方でも安心して通えるはずです。

Meet upに参加してみる

Meet upも、英会話を実践する場として最適です。

Meet upって？
同じ目的を持った人が集い、情報交換をしたり交流を深めたりする場です。
英会話を目的としたミートアップでは日本に旅行に来ているもしくは在住している外国人の方が、日本人との交流を深めるために参加しています。

ユーザー

知らない人と集まるのは怖くない？
安全面が心配…

不特定多数の人が集まるので、絶対に安全とは言い切れません。

中には怪しいコミュニティーが存在していることもあるので、参加前に主催者の情報は必ず調べておきましょう。

しかし多くのコミュニティーでは、同じ目的を持った方との交流を深められたり、外国人の方と気軽に話せる機会を持てたりと、たくさんのメリットがあります。

友達と一緒に参加することも可能なので、気軽に参加してみると英会話を楽しむきっかけになるかもしれません。

外国人と話せるアプリを活用する

オンライン上で外国人と話せるアプリを利用するのもおすすめです。

有料のもの・無料のものがありますが、さまざまな目的で利用している方がいるので、使用には少し注意しなければなりません。

フリートークや英語の勉強のためにアプリを使用する際は、マッチング系のものは避けたほうが良いでしょう。

また、安全性の高さにも注目してアプリを選ばなければなりません。

上記のような点に注意して、アプリを選ぶと良いでしょう。

いきなり外国人とオンライン上で話すのはハードルが高いという方は、先に紹介した英会話カフェやMeet upで英会話に慣れてから利用するほうが良いかもしれません。

【6カ月】具体的な英語学習スケジュール

ユーザー

初心者が英語を話せるようになるには、どのくらいの期間が必要？
6カ月で話せるようになるのは、厳しいのでは？

たしかに英語初心者の方が6カ月でペラペラに話せるようになるのは、かなり難しいです。

しかし海外旅行に行ってレストランで簡単な注文をしたり、道を通行人に尋ねたりするくらいの英会話力は6カ月間で身につけられます。

ここからは、6カ月間の具体的な学習スケジュールを紹介します。

1カ月目　参考書を1冊選ぶ・内容の理解

1カ月目の目標
「テキストに載っている単語・文章を理解する」

まずは英語の基礎を身につける必要があるので、中学レベルの英語の参考書を1冊だけ準備しましょう。

なぜ複数冊ではなく1冊だけなのかは、テキストや参考書を使う時のよくある失敗で詳しく説明しています。

またテキストを選ぶ際は単語や文法を学ぶとともにリスニング力も向上させたいので、CD付きのものを選ぶのがおすすめです。

知らない単語や発音がわからない単語は、辞書で調べて参考書に載っているすべての単語を理解できるように進めていきましょう。

準備した1冊を徹底的にやり込むことで、英語の基礎が身につきます。

2カ月目　テキストを音読

2カ月目の目標
「テキストの意味を理解して、詰まることなく音読できる」

1カ月目で使用していた参考書の内容を確実に理解したら、次のステップに進みましょう。

2カ月目はテキストの音声を真似して、英文を音読します。

長い文章をいきなりスラスラ読むのはかなりハードルが高いので、1文ずつに区切って読むのがおすすめです。

また自分の音読した音声を録音しておき、聞き返してCD音源との違いを確認して復習するとさらにスピーキングの精度が上がります。

3カ月目　日本語の文章を英語に訳す

3カ月目の目標
「英文を組み立てられるようになる」

3カ月目は、日本語の文章を英語に訳す練習をしましょう。

自分の伝えたいことでも、今日起こった出来事でもなんでも構いません。

1. 日本語の文章を考える（例：朝ごはんはシリアルを食べよう）
2. 文の構成を考え書き出す（I will eat cereal for breakfast.）
3. 文章を音読してみる

この練習を繰り返していくことで、頭の中で英文を作成できるようになります。

単語を知っていても発音がわからないものは、適当に発音せずに辞書で正しい発音を調べましょう。

編集部

この作業と合わせて、英語日記を書くこともおすすめです。
表現の幅が広がり、ライティング力もつけられます。

4カ月目　英語で表現することに慣れる

4カ月目の目標
「伝えたいことを英語で伝える」

自分の意思やしたいことなどを英語で伝えられるように、練習していきましょう。

3カ月目では日本語で考える→英語に訳すの流れで練習をしていましたが、この練習方法だと場合によっては不自然な言い回しになることがあります。

そのため「こういう場合、英語ではどういうのか」ということを調べることが大切です。

言いたいことがうまく英語で言えないとモヤモヤする時は、少し難易度をあげた参考書を購入してみましょう。

さらに表現の幅が広がり、より自然な表現で英文を作れるようになります。

5カ月目　正しい発音でつまらず話す

5カ月目の目標
「正しい発音でつまらずにに話せるようになる」

最初は自分で書いた英語日記を音読して、スラスラ読めるように練習しましょう。

自分で書いた文章でも音読するとなると、単語の発音がわからなかったり文章につまったりすることがよくあります。

何度も繰り返し練習し、正しい発音を身につけましょう。

また、シャドーイングを行うのもスピーキング練習におすすめです。

詳しいシャドーイングの方法は、シャドーイングで解説しています。

6カ月目　英会話を実践する

6カ月目の目標
「英会話を実践してみる」

6カ月目は勇気を出して、実際に英語で会話をしてみましょう。

外国人と話すには、以下のような方法があります。

それぞれの詳しい内容については、英会話を実践する機会を作るで説明しています。

いきなり外国人と話すのが難しい方は、AIと会話ができるアプリを利用するのがおすすめです。

しかしやはり「自分の英語が通じた」「外国人と会話できた」というのは大きな自信につながるので、できれば外国人と会話をする練習を徐々に始めたほうが良いでしょう。

英語の勉強を継続するためのコツ

独学で英語の勉強を続けるのは、かなり大変です。

モチベーションが維持できない・上達を実感できないなど、英語学習にはさまざまな障壁が現れます。

そこで、英語学習を継続するためのコツを紹介します。

実現可能な目標を立てる

最初から大きすぎる目標を掲げると、なかなか達成できず途中で挫折してしまう恐れがあります。

そのため最終目標は大きく設定しても良いですが、それを達成するための実現可能な小さな目標をいくつか設定しましょう。

1つずつ目標を達成することで自信につながり、英語学習のモチベーションを保つためにも有効です。

好きなことと英語を結びつける

勉強をひたすら続けることに、苦痛を覚える方も多いのではないでしょうか？

そのような時は、好きなことと勉強を結びつけると楽しみながら学ぶことができます。

英語がしゃべれるようになったらを妄想する

英語学習の意欲が薄れてきた時は、英語を喋れるようになったら…を想像してみるのもおすすめです。

• 海外旅行で難なく注文ができる自分
• 日本で困っている外国人の方を助けられる自分
• ビジネスで英語プレゼンをしている自分　など

編集部

なりたい自分の姿を想像することで、また英語学習を頑張ろうと思えるようになります。

間違いを恐れすぎない

日本人の英会話力が伸びにくい理由の1つに、完璧な英語でないと話さない傾向にあるという点が挙げられます。

「間違った英語を話して、伝わらなかったらどうしよう」

「この単語で合ってるかわからないから話せない」

このように英語を話す際は、さまざまな不安がつきまといます。

しかし実際に海外に行って英語が第一言語でない方の話している英語を聞いてみると、発音が少し違っていたり文法が間違っていることが多いです。

それでも伝わる方にはしっかり伝わり、外国人の方と会話をすることもできます。

英語が第一言語ではない方は世界中にたくさんいらっしゃり、それでも英語を一生懸命話して何かを伝える姿勢をバカにする方は少なく、多くの方が話を聞こうと寄り添ってくれます。

そのため過度に心配しすぎず、最初は単語だけでも英語を話してみましょう！

編集部

一度外国人の方と英会話をして自分の言っていることが正しく伝わると、大きな自信につながります。

効率良く英語学習を進めるためのポイント

ユーザー

英語を勉強する時間がなかなか取れない時は、どうしたらいい？

英語学習の意欲があっても、日々の生活が忙しくなかなか勉強に時間を取れないと悩みの方も多いのではないでしょうか？

そのため、英語学習は効率良く行うことが大切です。

勉強時間を決める

1日の中で「この時間は必ず勉強する」という時間帯を決めましょう。

例えば…
平日は毎日○時から勉強する！
休みの日は○時間勉強する！

このように時間を決めることで勉強することが習慣化し、継続することが当たり前の毎日になります。

最初から長い勉強時間を設定してしまうと挫折してしまう可能性があるので、毎日続けられるであろう時間を設定するのがおすすめです。

隙間時間を利用する

通勤時間・寝る前の時間・会社の昼休みなど、隙間時間を利用して英語学習を行うのも良いでしょう。

日常生活で忙しくてまとまった勉強時間が取れない方も、このような隙間時間であれば気軽に勉強を進められるのではないでしょうか？

テキストや単語帳を持ち歩くのは大変という方は、スマホアプリを使用した勉強法がおすすめです。

英単語に特化したアプリや発音矯正のアプリなど、英会話に役立つアプリもたくさんあるのでぜひチェックしてみてください。

英語で英語を勉強することをクセづける

英語学習に慣れてきたら、日本語に訳すのをストップして英語で英語を学んでいきましょう。

このように英語で英語を勉強することで、英語脳が鍛えられ即座に英文を構成できるようになります。

Cambridge Dictionaryの英英辞書がわかりやすくておすすめです！

まとめ

英語初心者が独学で英会話を習得することは、可能です。

しかし簡単に習得できるものではなく、継続して英語学習を続けていく必要があるでしょう。

英語を話せるようになるまでの具体的な期間は、6カ月くらいが目安ですが日々の学習時間や基礎英語力によって個人差があります。

編集部

「英語を喋れるようになりたい」と思っていても、継続するのが何より難しいですよね。

英語学習を継続するためのコツは、以下の通りです。

特に最後の「間違いを恐れすぎない」というマインドは英語を話すうえで、とても大切なことです。

とにかく英語を楽しんで学び、話すことが英会話力を身につける近道になります。

「英語学習をしたいと思いつつも忙しくてできない」とお悩みの方も、この記事を参考に英語学習に取り組んでいただけると嬉しいです。